「人を遺す」人生を
若手営業マンの育成にも力を入れ、チームプレーによる営業手法で活動を続けている村岡欣衛会員。大切にしている言葉は、「人生、財を遺すは下、名声を遺すは中、人を遺すは上である。」プロ野球の故・野村克也元監督が好んで使ったという名言だ。
村岡会員と若手社員との取り決めは、ファイナンスの相談はまず村岡会員が対応し、その後の保険の話では若手社員がメインで説明。もし保険の話が躓いた場合には村岡会員が若手社員をアシストするというものだ。
その後の今、チームのコアメンバーは村岡会員を含め4人となり、全員がMDRT会員だ。チームワークも年々向上し、案件数も比例して伸びている。
「若手社員が自分を頼ってくれるのも嬉しく、彼らの成長を感じられることも嬉しい。自分の事業承継にもなる。今後もできる限り継続してメンバーを増やしていきたい」と村岡会員は語る。
聞き手となる
「同じ業界で働く仲間には1人も辞めてほしくない」と語る鎌田聖一郎会員。後進の育成も1人1人を思って力を入れているという。
「悩んだり苦しんでいる仲間は、とにかく聞いてくれる相手がいない。」と語る鎌田会員。悩んでいる仲間がいれば、とにかく聞き抜き、なんでも言ってごらんと遮らず、吐露してもらうように気を付けているという。定期的に勉強会を行っているが、同じ話をしても、そこが自分にとってのポイントだという人、そうでない人、目的がちゃんと達成できていなかったのか、家庭に問題があるのか、など全ての人において、チューニングポイントが異なるため、個別に落とし込んだイベントも実施しているという。
まさに業界が良くなってもらいたい、という目的で仲間を応援し、フォローしている鎌田会員。「元気なメンバー」を1人でも多く増やすために、まずは自分を元気に、次に周りに力を貸し、さらに業界、世の中のためというふうに、仲間と連携していけば、業界を元気にしようという動きを一歩ずつ広げていけるのでは、と語っている。
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