テクノロジーにはイライラさせられることがあります。それでもアドバイザーはそうした問題より解決策に着目すべきです。優れたテクノロジーにより問題を解決し、タスクを簡素化することができます。これらのツールについてご存じの方も、そうでない方もいらっしゃるでしょう。しかし、次の体験談を読めば利用しない手はないと思われるはずです。
Michael Heckertは米国ケンタッキー州Lexingtonの4年間MDRT会員
当社ではメモを取るのにreMarkableを使い始めました。タブレットでも紙のように手書きでメモを取ることができ、直接スタッフにメールで送れるのでミスがありません。デジタルメモ帳を使うことで、メモの取り方が大きく変わりました。PDFを直接貼り付けることもできますし、CRM(顧客管理ソフト)に直接送信できるテンプレートもあります。スタッフは手書きのメモをPCに入力しなおしてから送信する手間が省けます。2年前からは筆跡を60%修正してくれる機能もよく利用しています。ただし同僚の話によると、全ての筆跡に対応できるわけではないようです。また、メモをPDFとして保存でき、カレンダー機能で会議の日時をクリックすると、その日のメモを開くことができます。ダウンロードできるテンプレートはとても便利で、たくさんのオプションがあります。われわれの事務所ではお客さまとの面談中でも利用できるテンプレートを使っています。全てワイヤレスでデスクトップ・アプリもあるので、ホワイトボードとして使えたり、画面共有もできたりします。
Sofia Dumansky, MBA, LUTCFは米国コネティカット州Windsorの11年間MDRT会員
私は在宅勤務を始めたときにオフィスのようには集中できないことに気付きました。そこでTogglという時間管理ツールを使うことにしました。就業時間だけでなく、電話やお客さまとの面談、管理業務など、どこで何に時間を使っているのかすぐに確認できます。まさに目からウロコでした。自分の時間の90%を管理業務に費やしていることが分かったので、時間を有効に使えるように仕事に優先順位をつけ、それ以外は人に任せるようにしました。素晴らしいツールですし、何より無料なのがいいです。
Robert Cullen, FSCP, MBAは米国カリフォルニア州King Cityの12年間MDRT会員
シリコンバレーで活躍しているアドバイザーにインタビューしました。彼女にとってベストなテクノロジーは何かと尋ねるとVoice Over Internet Protocol(VoIP:IPネットワーク上で音声通話を行う技術)だと教えてくれました。スタッフの通話回数が把握でき、通話は録音されるので後でコーチングができます。スタッフは彼女が通話内容を聞いてコーチングに使うことがあることも承知しています。一方アドバイザーも電話対応でうまくいかなかったケースがあれば、その録音をコーチングに利用できます。
Brian F. Keane, LUTCFは米国ニューハンプシャー州Manchesterの11年間MDRT会員
仕事がリモートに切り替わったとき、全てのコミュニケーションがメールになりました。自分では的確に書けたと思っていても、相手がその通りに受け取るとは限りません。私は短く要点をまとめる傾向があり、不作法だとか、思いやりがないと受け取られることがあります。そこでGrammarlyをダウンロードし、アップグレード版を購入しました。文章がうまく書けるとスマイルの絵文字、失礼な表現かもしれない場合はしかめ面の絵文字で教えてくれるので、言葉選びがうまくなりました。さらに言い換えの選択肢も挙げてくれます。料金は月12ドルです。私はコミュニケーションを上達させるために一日中利用しています。このプログラムにより感じの良いlovelyという言葉をメールでよく使うようになりました。Grammarlyが教えてくれたこの言葉は今では私の口癖の一つになっています。
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Sofia Dumansky sdumansky@tdgfin.com
Michael Heckert michaelh@fsmwealth.com
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