いちばん大切な人へ自信のある商品をお勧めする
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた2020年、江口会員はそれまで勤めていた飲料メーカーから、全く新しいフィールドとなるファイナンシャル・アドバイザーへ転身しました。人と会うことが制限されていた時期の転身について「当然不安もありましたが、勇気をもって挑戦することを選んだ」といいます。自分のいちばん大切な人たちに生命保険をお勧めする、という基本に沿った営業活動を行い、見事に初年度でMDRT基準を達成しました。「MDRT基準達成を最低限の目標として懸命にやった」という江口会員。「自分が勧めたくないものは絶対に押し売りしない」という正直さを大切にしながら、高校時代の3年にわたって寮生活で苦楽を共にした一番大切な同級生や後輩、先輩が最初のお客さまとなりました。
自分の年代にとってSNSでのコミュニケーションが「当たり前」
現在28歳の江口会員はインスタグラムやLINEなど、SNSをコミュニケーションツールとして活用しています。転職当初はファイナンシャル・アドバイザーの先輩や上司から、電話でのアポイントが大切という教えを受けたものの、「自分の世代にとってはSNSでのコミュニケーションの方がより自然だと思って積極的に活用した。私のお客さまは20代、30代の方が多く、SNSを中心としたコミュニケーションに全く違和感をもっていない」といいます。インスタグラムでは、日々の生活で訪れた場所や施設の写真を積極的に投稿しています。お客さまからは「こないだあそこに行ったでしょ。私も以前行ったことがあるのです」という会話がよくでてきます。久しぶりに対面したお客さまからは、普段からSNSの投稿をよく見ているため「久しぶりという感じがしないね」と言われたりします。同世代とのコミュニケーションが自然にできるSNSは、江口会員にとっては「当たり前」のコミュニケーションツールです。
保全のための金融情報発信
江口会員は、既存のお客さまの保全活動でもSNSを有効に活用しています。急激な円安が進んでいる状況のとき、税制が改正されるとき、新NISAが世間で話題になっているとき、お客さまが興味をもっているテーマについての解説を、公式SNSを使って提供しています。こうすることで、保険だけでなく幅広いお金に関する相談をしてもらえるようになりました。一方で、SNSはあくまでもツールのひとつに過ぎないといいます。「SNSを使うことで1%でも自分の営業活動にプラスになるのであれば当然使うべきだと思うし、実際に使っています。でも本当に大切なことはツールではないと思います。お客さまを思う気持ちや、自信をもってお勧めできるものだけをお勧めする、という基本的なファイナンシャル・アドバイザーとしての姿勢こそが重要だ」と力強く語ってくれました。
MDRTの活動で業界全体の情報を把握
転身以来3年連続でMDRT会員となっている江口会員は、積極的にMDRTの会合にも参加しています。「現在、代理店に所属しているので幅広い保険商品を扱っています。幅広い商品をより深く理解するうえでも、ファイナンシャル・アドバイザーが集結するMDRTの会合は情報を吸収するうえで、この上ない場所だと考えています。」江口会員は、MDRTで知り合った会員や、他社のファイナンシャル・アドバイザーともSNSでコミュニケーションをしています。「気軽に幅広いファイナンシャル・アドバイザーと情報交換することで、より保険に対する知識を深めることができる。まずは10年連続のMDRT登録を目指し、いずれはCOT、TOT基準を達成したい」という江口会員は、世代にあった自然なコミュニケーションを強みに次のステップへの歩みを進めています。
Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com